haruru’s blog

海の宝のおはなし

N2N 2人のゲイブ

N2N
2人のゲイブ
ネタバレしてます

Nゲイブ(甲斐くん)と
Aゲイブ(海宝くん)についての
ただの個人の感想です、、、


Nゲイブは、一言で言うと健全!
プリンスみとトートみが強い
それは多分ダイアナの違いも大きいと思う
Nダイアナはか弱くていつも不安そうでとにかく「守ってあげたい」ダイアナなのでNゲイブもママの保護者みが強くて「ママを導く者」の印象が強い
というか最早ママを操ってると感じる時もあっておおお!っとなる
ママを守る者としての自信と余裕すら感じるときもあって
なので終盤そのアイデンティティがガラガラと崩れて、すんっと子供のようになるところが切ない
ゲイブの存在意義のようなものがパパとダブるところがあって、ラストはパパとのシンクロを感じる
Nゲイブはとにかくプリンスですよね
ダイアナが若く幼く感じるからか、大人の男性みが強くて、ダイアナを抱きしめる時などドキドキします笑
若々しいけどノーブルな雰囲気もあって本当に素敵です

Aゲイブは、妖しすぎる笑
ダイアナの願望や心情とのシンクロを感じることが多くて、正にダイアナが作り出したものという感じ
と同時にゲイブ自身の自我も強く感じて、そのせめぎ合いでもがき、不安悲しみ怒りなんかがグツグツ煮詰まってく感じ笑(褒めてます)
ママへの執着、ママによって生かされてる感が強くて、そのもがきが見てて苦しい
と言いつつ海宝さんは公演の途中から役の雰囲気を変えてくることもあるので、後半がまた楽しみです
そして一瞬にして場を支配する圧倒的な歌唱力
特にこの役はあの力強い地声と繊細なファルセットを自在に操る歌唱力が役の説得力を増してる気がする
そういえば5/7に大阪でソロコンがあります
ぴあでチケット絶賛発売中です
(推しは惜しみなく推す)

このゲイブは色んな演じ方が出来るし本当に面白い役だと思う
推しのキャスティング本当にありがとうございます

 

N2N ゲイブという存在について

ゲイブという存在について

GABEの存在

ゲイブはダイアナが苦しみから逃げるために作り出した幻影というのが多分基本なんですよね
本当にゲイブはダイアナの心情ととてもリンクしていてる
I'm AliveやThere's a Worldは正にそうだなと感じる
ダイアナの頭の中で暴れるゲイブや闇に誘うゲイブ
現れるタイミングや消えるタイミングも絶妙すぎてゾワゾワする
でも同時にゲイブ自身の意志や自我もすごく感じて、ゲイブという役の深さに痺れる

例えば、ダイアナとゲイブが攻撃的にECT治療を拒んでたのが、A Light in the Darkで、すうっとダンの言葉を受け入れるところまではうんうん、という感じだったけど、ダイアナがECTの同意書にサインする瞬間に、明らかにゲイブの戸惑いを感じたり
こういう場面があちこちにあって、ぞわぞわするし、本当に面白い演目だなぁと思う
ダイアナが主人公だけど、ダンの物語でもナタリーの物語でもゲイブの物語でもあって、誰目線で観るかで感じ方も違ってきて、
You Don't Knowで、黙々とテーブルを片付けるダンを切なく感じたけど、ダイアナにすればそれも逃げてるだけだったり
ナタリーの歌にゲイブが被さってくるのも、ゲイブ目線とナタリー目線だと感じ方が違うんですよね

正に観る側に委ねる演目(ですよね? )で既に大好きです
後はもうひたすら推しのゲイブという役が好きすぎる
アマライは最高だし、コーラスでもリミッター外した推しの美声が響き渡って楽しすぎる
それ以上にゲイブという役をこんなふうに仕掛けてきたか!という感動
すごい!すごい!すごい!しかでてこない笑
この先の進化も楽しみだし、たまに途中から「あれ?なんか変わった?」となることもあって(休演日明けが多い笑)
この先も楽しみすぎます

 

Twitterまとめ

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Next to Normal 初日感想

初日の感想

ほんと音楽でぐいぐい牽引していく演目だなぁと。
バラエティに富んだ曲調もだし、歌詞がポイントになってたりもするので、是非字幕出してほしい笑
そして色について。
考察とかでは全然なくて、登場人物のその時の感情を推しはかる時にふと感じたこと。

ダイアナとゲイブの色が全編通してとても印象的で。
ゲイブはダイアナが作り出したものだから、ゲイブの色はダイアナの心を映しているんだろうな、と。
ゲイブが青い服の時は、ゲイブが見えてることでダイアナの心は凪いでるんだなぁとか。

There’s a Worldの時、ゲイブが白いタキシードで現れて「白のタキシードって古臭いなぁ」と思ったのだけど、2人とも白だと気づいてゾッとした。
凪いでる時にふっと「行ってしまいたい」という衝動にかられてしまう恐ろしさ。
この時のゲイブの声と姿が美しすぎて、ダイアナの闇の深さをすごく感じた。

ECTを受けて帰ってきたダイアナは青い服を纏い、ダイアナの目には映らなくなってしまったゲイブは黒=無?死?
2幕のナタリーも黒で、、、

そしてダイアナが家を出ていく時のダンが赤に。この赤が、ダンの心から噴き出す血の赤に見えて辛かった。
そしてその時に現れたゲイブは、多分ダイアナが見ていたゲイブじゃなくて、ダンの心の中に封印していたゲイブなんじゃないかと。だからダンの心を映す赤を纏う。
後ろからダンを抱きしめて重なる赤と赤を見て嗚咽(私が)。

ラストはダンとゲイブが赤でダイアナとナタリーとヘンリーが紫。
物語の最初からダン×ダイアナとナタリー×ヘンリーは対比して描かれていたように思う。
それぞれの光に向かう時にナタリーとヘンリーが紫だったのは、2カップルの向き合い方の違いだったのかなあ。
この色の捉え方も観る人によって全然違うんだろうな。
焦点をどこに置くかでもまた違う感想が出てきそう。
あとは、、、ダンス?
コーラス隊のダンスが妙で、ちょっと不穏な旋律だったりもして、
ダイアナの頭の中もこんな風になってるのかもな。
ここからはいつもの推しを推すだけの感想になるんですけど、
全体を通してゲイブの佇まいの美しさとか声の美しさが物語を締めていたと思う。
キレイなだけじゃなくて、ゾクっとしたり、畏怖?を感じたり、そんなのも全部含んだ「美しさ」なんですよねぇ。
でも一歩引いた暗闇にいることが多くて、次は絶対にオペグラ使う!!!!笑
今回ゲイブ砲がものすごくて、特にあいむあらいぶは今まで聴いてきたものと別物!
コーラスでもガンガンリミッター外してきてて大喜び (私が)

でも今日一 はThere’s a World
ダイアナを誘う怪しさと美しさと表情と動きともう全部ヤバかったです。
ほんとマーカスが1mmも見当たらない笑
とにかく今日の推しは相変わらず素晴らしかったし、これから更に進化していくのが楽しみでしかない
いつも期待の上の上を行く推しが嬉しかったり誇らしかったり
ゲイブばんざーい
おやすみなさい
 

 

murder for two 楽曲

マニュアルの曲を海宝オタが紹介すると

マニュアルの曲は、海宝くんが溢れ出るキラキラ を封印した、真面目でヘナチョコで小物感満載のマーカスの自己紹介ソングでありI wishソング
振り付けもお遊戯会風で可愛いがすぎる
いきなりのビッグナンバーにオタクが保護者と化し見守る
エアルーが相手のほぼ一人芝居で、コロコロと変わる表情と長台詞でグイグイと観客を惹きつける

上下する音に早口言葉の様な歌詞で難しいこと間違いなしなのに、歌い出すと相変わらず音を自在に操る巧みさと滑舌の良さが際立つ
歌い上げる曲ではないけれど豊かに響く声と時折かかるエンジンにオタクの心が躍る
海宝くんの中低音が大好きなので「信じれ『ばー』」で全私が湧く

 

フレンドライクユーを海宝オタが紹介すると


ドクターと歌うフレンドライクユー
ドクター「言うだろうよ歌ってくれれば」
マーカス「え?歌えば良いの?」
オタク「歌え!」(演目違い)
から始まる楽しい歌

随所に海宝節が散りばめられていて
推しのイケボとあざと可愛さをたんまり浴びれる曲
ピアノを弾きつつ歌いつつ坂本さんとも呼吸を合わせ合いの手を入れる推しに尊敬しか抱けない
天才的に韻を踏んだ歌詞とディズニーボイスが最高のマリアージュ
個人的には『さー』と『らー』が幸せの入り口♡

murder for two

今日は休演日でレポが流れて来ず寂しかったので
マーダーの好きなシーンをおさらい
「おすすめシーン」ではなく、ひたすら海宝オタが個人的に萌えるシーンです

追記をとじる
このセリフが好き!この時の表情が好き!をただ集めました
中身は無いですお許しを
時系列ぐちゃぐちゃです


★ヨンカーズにわう!ってやられるとこ

★コーヒーカップをピアノの上に置いた時に「カチャ」って音がしてなんか嬉しそうにするとこ

★「わしは有罪!」を受けての顔

★マニュアルの歌で最後ウィンク

★ダーリアのビッグナンバーの時椅子に座りながらあくびしてる

★「まだ私♡」で、うーーーーーんってなるとこ

★アーサーの真似

★「出来る!はずっっっ!」

★「やめなさい!」「やめなさい!!!」

★ルーをわしゃわしゃするとこ

★「言ってない、、」「言ってない」

★「モデルはきっと、ルーだ!」

★ロープでバレットを捕まえようとする時の悪そうな顔

★ヴァネッサ全部!!!!!

★「バラバラにしちゃったんだ!」

★「するとヴァネッサ」

★「もう2度と恋なんてしない」

★ 「♪バレットなの『かあー』」  

★「ぼくは真剣なんだ!」

★↑の後の「%#$☆○×$!」

★少年合唱団の街の名を言えてちょっとどやる顔

★バレットの手を耳に持っていってステフにするとこ

★バレットだと思ったらドクターで「あなたじゃない!!!!」

★「刑事!マーカス!!」弱そう笑

★犯人がわかって犯人にジリジリにじり寄る時

★ぼーっと壁際の椅子に座ってる時の色気

★ピアノ弾いてるとこ全部(真面目な顔もリアクションしてる顔も)

★エポニーヌにレクチャーする様子がめっちゃジェントルマン

★日替わりコント

書いてると
結局全部になっちゃうねー
全部好きだわー

 

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王家の紋章 2幕

王家の紋章」2幕まとめ
2幕の海宝メンフィスが素敵すぎて暑苦しいまとめになってます。警告しましたよ。
※ネタバレだらけです。

2幕
⁡「キャァアロルはまだ見つからぬのか」のシーンが好きすぎて、後ろの幕が開く前からオペグラ構えてます。
ちなみにキャロルがベッドから両足を下ろす辺りで幕が上がります(準備は良いですか?)
すごい剣幕のファラオにカプター大神官はオロオロしてミヌーエも心配そうに側についてます。で、耳が幸せになるシーンはこの後。
「キャロル、私はお前を愛している」と「この想いがなぜわからぬ!」がもう大変。メンフィス泣いてないけど心が泣いてる。切実さが滲み出てて胸が締め付けられる。本当に上手い。次のFC特典はこのボイスカードが良いです。

この後の歌はもう甘々でめっちゃ楽しい。
「はやる鼓動」でメンフィスが繋いだ手を自分の胸に当て「肌の温もり」でキャロルがその手に愛おしそうに頬ずりする。良いですね。最高です。どんどんやってください。

歌の後は場面転換なのでライアン兄さん出てきますよ。
照明当たってないけどキャロルをソワソワしながら待つメンフィスが可愛い。
この後は全編通して一番浮かれポンチなシーン。「愛いやつ」も色んなパターンがあって楽しい。ニヤニヤが止まらない。
結婚宣言で笑ってないのはカプター大神官(黄金が大好きでいつかキャロルを手に入れたいと思っているから)とセチ。上から静かに見ていた聖子アイシスはとうとう背を向けてしまい、慌てて現れたまー様アイシスの上には「ガーン」の吹き出し
そしてそんなアイシスを下から心配そうに見つめるミヌーエ。目が足りない。

いよいよこの後がイシスとオシリス
聖子アイシスだとなおフィス鬼のように冷たい。てか最初からなおフィスは全くその気は無くて「では私は?」と言われても「は?何のことです?」と言う感じ。イシオリもほんと殴り合い。でもあの対決(違)は凄すぎてスタオベ 「想い儚き」はもう異次元。

次は上手にメンフィス下手にキャロル。
この時のなおフィスのキラキラのビジュアルがヤバい。是非正面から見て欲しい。沼という名のプラチナシートから

テーベも大好き。
怯え戸惑っていた晴香ロルがメンフィスと心を通わせて一気に解き放たれます。
晴香ロルはガード固いけど、心を許したら一気に懐に飛び込んでいくタイプですよね(知らんけど)
そういう所もなおフィスと似てるんですよね(知らんけど)
ウナスもナフテラも可愛くてテーベ大好き。晴香ちゃん大好き。

イズミル登場。
原作に近いのは大貫さんですよね。
原作のイズミルは怖い。身体が弱ってるキャロルを容赦なく冷水に突っ込んだり、逃げようとするキャロルに短剣投げつけたりしながら「こんなにお前を愛しているのに」みたいな事言うの。いや怖いわー。そりゃキャロル逃げるわ。
で、劇中のイズミルの「①私がそなたを愛おしいと思うからだ」「②だが大人しくせねば再び縛り上げるぞ」って台詞。
感情としては①≠②でしょ?苦悩するとこでしょ?元基ミルは多分苦しむのよ。
でも大貫イズミルは①と②が両立してるのよ多分。怖いわー原作そっくりだわーと思った。
元基ミルは原作後半のイズミルに似てる。後半はイズミルの悲壮感とか変態度が増すんだけど、その辺りのイズミルに似てる気がする笑

さて、イズミルが捌けたらいよいよ大好きなシーン。
下手に出てたプライドロックが上手に移ったらファラオの登場ですよ(準備は良いですか?)
「何者が連れ去ったのだ、キャロルをー!」低く地鳴りのように響かせる、猛獣の唸り声のような苦しそうな声。
1幕ネックレスの場面で見せた様な怒りとは全く違って「苦しさ」が滲み出てて胸を締め付けられる。
日に日に怒りも大きくなってきて、楽近くでは「戦も辞さぬううう! 」とブチ切れてました。

この後のミヌーエとかルカの曲がカッコ良い。イムホテップは戦争には反対なんですね。
この曲は戦への不安とか、ナイルの姫を取り戻したい焦りとか、いよいよ次は大好きな直フィスの曲だぞ、とか私も盛り上がってます。

「揺れる心」
多分いつかのこの曲で完璧に海宝メンフィスに堕ちたんですよね。
これ!これよ!これが海宝直人よ!!!!と興奮したし痺れたし、いつも海宝さんの現場では必ずこういう瞬間があって、この感覚が忘れられなくて海宝さんを追い続けてるんだなぁと思う。
あぁ海宝メンフィスに会いたい。

素敵シーンはまだ続きます。
曲名がわからない「祈り」かな?アイシスとキャロルの歌。お2人のハーモニー痺れます。この時の晴香ロルの女神感が凄いんです。
次の「想い儚き」(4重唱)は一番楽しみにしているシーン。
イズミルとのデュオが終わってキャロル&アイシスが歌う向こうでメンフィスのお芝居が続いているのだけど、もうそれがたまらなく好き。
メンフィスの焦りや怒りキャロルへの想いに胸が締め付けられる。ミヌーエも心配そうに側についていて、ホントもうメンフィスをよろしくお願いします。
この後の4重唱も素晴らしい。なおとさんの声がぶわぁーっと届くのがゾクゾクする。表情もお見逃しなく。ほんとここだけでもスタオベさせて欲しい。

次はヒッタイトの洞窟ですよ。
もうあり得ないタイミングでキャロルと会えるんですけど、まぁ原作もそんな感じです。
ここの2人が最高に好きです。
特にキャロルが「3千年の時を超えて貴方を愛してる」と言った時、多分メンフィスと一緒に万歳してます(してない)
本当にありがとう。
この後のなおフィスの歌もエモいです。
「もしお前を失う日が来たら私も共に死のう」が本気すぎてヤバい。
「身をよじり」「血を吐く」も鬼気迫る。
下手でイズミルが劇場中の女子を総ナメにしてるらしいですが、一生見られる気がしない。ほんと早く収録してください。

殺陣のシーンも素敵。
ミニスカ(違)で斬りまくる海宝直人さんなんてもう一生見られないと思うので、それだけで上がります。
イズミルとのユニゾンも良い。元基君と声の相性良いと思うんですよね。ユニゾンで2人の声が重なった時はゾクゾクしました。
この時のなおフィスの顔もヤバいです。
2幕のなおフィスは色気が凄い。やっぱり1幕「少年」2幕は「男」ですね。
何処が色っぽいんだろう?怒ってる姿ではないし。
命懸けで何かを成し遂げんとする姿なのかも。
とにかくステキなんですよねぇ、、、

とか言ってるうちにキャロルが斬られてしまった。
下手でイズミルが歌ってることだし、メンフィスサイドは照明暗くしても良いんじゃないかな?色々段取りが見えてせっかくの良いシーンがあぁぁぁぁ
と思ったりもしますが、すぐにメンキャロふたりの世界にどっぷりです。
晴香ロル×直フィスはお芝居強いので「2人の世界」への引き摺り込み方がエゲツないです。
ほんと大好きなメンキャロかっぽーです。
「死ぬなど許さぬ」のメンフィスがボロボロで好き。1幕の欠片もない笑
キャロルが目醒めてからのメロメロはなお良い。
ラストの曲はもう「ありがとぉぉぉ」「幸せにねえぇぇぇ」です。
2人共にこにこキラキラで圧倒的なハッピーエンド。
アイシスには一瞥も与えず幸せを振りまくお2人に永遠の幸あれ


こんなに王家で楽しませて頂けるとは思ってなかったです。
いやあ本当に楽しかった。
ほとんど触れられなかったですが、メンキャロ以外のキャラも素敵で可愛くて本当に目が足りなかったです。

海宝メンフィスに出会えて良かった。
エジプトに通うのが本当に楽しかった。
海宝さんはいつもいつも幸せをくれる。
お返しが拍手だけで良いのだろうかともどかしいけど
それしか出来ないので、これからもずっと海宝直人さんにスタオベです\(^^)/
⁡ありがとうございました

王家の紋章Twitterまとめ

https://togetter.com/li/1755762

王家の紋章 1幕

王家の呪いで毎日王家のことばかり考えているので
1幕振り返ってみました。
注:ネタバレしかありません。

プライドロック(違)からのファラオ登場
登場シーンは「THEファラオ」ではなくて、あぁ王になったのね、というフレッシュ感に溢れてる。
最初のイシスとオシリス、なおフィスは本当に結婚なんてどうでも良いと思ってそう。昔から兄弟姉妹間の結婚はあったし、それが良いならそうするし、アイシスもそうでしょ、くらい。
だからきっとアイシスが本当にメンフィスを愛してるなんて思ってない。
聖子さんアイシスはそのことを感じ取っていて、だから不安そうな表情が多いのかな?と思ったり。
まー様アイシスは「私と結婚するわよね」と思ってる多分。

「今日の私に」が好き。
誰もいなくなったのを確認するように周囲を見回し一息ついてから歌い出す。
その数秒から、戴冠式を終えた安堵感や王になった高揚感を鎮めてるのかな?とか色んな事が伝わってくる。
このソロ曲は海宝くんの作るメンフィスそのものだなあと思いながら聴いてる。
少年王のキラキラした感じや王になる決意が溢れていて、歌い方がどんどんエモくなっていったのも好き。
好きな海宝さんの中低音も楽しめる。本当に歌が上手い。

「まて、そこの娘」の流れは凄く溌剌としていて、少年みを感じる。キャロルの扱い方も乱暴で、後半との違いをすごく感じるところ。
海宝さんのお芝居の好きなところは「ちゃんとキャラのゴールが見えていてそこに向かって少しずつ積み上げていく」ところ。だからちょっとした視線とか動きとか表情とか声色の移り変わりを辿っていくのがとても楽しい。

ライアン兄さんは場面転換という大事な役割を担ってるんですね。
王家の演出で好きなところは、暗転がほとんど無いところ。
舞台の上と下、上手と下手で違う場面を展開しながら次のシーンに繋げて行くので、集中力が途切れなくて物語に入り込みやすい。

「ファラオとして」は今までに無いくらい終始全力発声で歌い切りますよね。
最初聞いた時はコチラもとても力が入ってしまって疲れました笑。
でもこの曲もどんどん進化していったんですよね。動きがどんどん大きくなって、キメポーズって言うんですか?より魅せる歌い方になっていって、コレはもうアイシスミタムンと一緒にキャー となるのが正しい見方。
最後も「絶対の支配ぅをう!! 」な感じでノリノリです。再演時の為に指笛をマスターしたい(どうか指笛が出来る状況になっていますように )

「姉上、どうです」の時すでに不安そうなのが聖子アイシス。それともアイシスの素が不安顔?(不安顔?)メンフィスへのボディタッチは多分2人とも少なめ。
基本的にガード固いですよね、なおフィス笑
後ろの玉座に座ったメンフィスの表情が良い。獲物を見る目。悪そうな顔してる笑
「私の足に接吻しろ」は毎回言い方が違った気がするけど、薄ら笑いを浮かべることが多かったかな。傍若無人な感じ。
ここら辺まではキャロルに興味はあるけど、まだ面白がっている感じ。

キャロルにビンタをされた後、最初の頃は額に「 」が付いてたけど今は「なんだこの娘は」と俄然興味を持った感じ。鋭く観察する様な視線が「有能な王」という感じで素敵♡
そもそもメンフィスめっちゃ有能な王だと思うのに、そういう描写が少ないんですよね。後はイムさんとの鉄剣のやり取りぐらいで。物足りないです笑。

メンフィスが叩かれた後まー様アイシスは「まぁなんてこと!」とヨロケて侍女に支えられる。
なんかもう可愛すぎて笑。
感情の全てが全力でメンフィスに向かっていて、原作とはちょっと違う感じだけど私はとても好きです♡笑

「定められた処罰だ」も少しずつ変わってますよね。
最初は「何を言ってるんだコイツは!」とイラつく感じだったのが、後半は何の感情も無く「ラーメンは豚骨だろ?」みたいに当たり前の事だろ?という感じに。
この辺りからキャロルへの対応が奴隷から人へと少し変わった気がする。

イムホテップ帰還シーンはいろいろ目が足りない。
各国の使者は動きがツボだし、カプター大神官はめっちゃ貢物に食いついてるし、ルカは上から眺めて時折心のこもってないお辞儀をしてるし、キャロルは可愛いし。
イムさんとのエアハグで空振って「なんだ笑」となるメンフィスも可愛い。
ここでのまーシスと直フィスが醸し出す雰囲気がとても良い。2人で力を合わせて国を守ってきた絆をとても感じる。

沙也加ロルはもうこの辺りでナフテラともすこし仲良くなってる感じがして、コミュ力の高さを感じる。適応力が高いのか?
ぷいぷいは間違いなく沙也加ロルの方が強い。「何見てんのよ!」と言ってる(言ってない)
晴香ロルはイムさんを見上げる時から口開いてる感じ。オタク心がムクムク沸いてるのが可愛い。沙也加ロルよりもオタク度は上だと思う。ぷいぷいは「目を逸らしとこ」みたいなのもあるし「戸惑い」を感じる。
ぷいぷいはキャロルの出方によって毎回なおフィスの対応も変わるので楽しいし、らぶの芽が育っていく様子が大好きなので、この辺からメンキャロカップルの観察が俄然楽しくなってきます笑

沙也加ロルは全編通してホーム感が強いですよね。どう見ても絶対アウェイなのに笑
もの凄い才能だと思います。

地下牢に連れてかれる時、沙也加ロルは「またやっちゃった」感が強くてちょっとションボリしてるんですよね。こういう所がまた可愛くて人たらし的。
晴香ロルはまだ警戒していて、でも不安からナフテラの手をつい握って「ハッ」と離したり。なので、割とメンフィスに心を開いていく過程がわかりやすい。

地下牢を出るときにナフテラが「王も気にしておられる」と歌うんですけど、原作では本当に「なぜ自分に従わない」と苦しんでるんですよねー。そのシーン欲しかったです。苦悩させると最高なんですよ海宝さん(←鬼)

ここでウナス君登場。
ウナス君の何が良いって国民の弟感ですよね。どのシーンも可愛い。特にテーベと、ヒッタイトの地下牢でキャロルが鍵を盗むシーンであわあわしてるのと、「ウナスが牢の鍵を持ってるわ」の時の
「イェイ\(^o^)(どや)」

「其奴の舌を切り腕を切り落とせ」も、キレて言うわけではなく「言わぬならもう用はない」風で、この時代の一般人の扱われ方がフィーチャーされててメンフィスの言動を裏付け王の在り方みたいなのを感じるところ。
あと「お前の言うことはわからぬ!」が好きです。
ちゃんと人としてキャロルに向き合ってる感じがする。
その後の「泣くな」「何処にも行かせん」は1幕ハイライト。大好き。
思わず抱きしめてしまった事に動揺して捌けてくところは脳内再生回数一位です。台詞も表情も最高です。

アイシスvsミタムン
ここの聖子アイシスが大大大好き。
vsと書いたけどもう大人と子供の対決で、なんなら凄みと歌でやっつけられるんじゃないかな?
「死の翼に連れ去られて」で最高に「フゥーーーーっ!!」となる。
まー様アイシスはミタムンが「妃となるやも知れぬ」で「まあ、何言っちゃってんの」風に笑うのが最高。

賊からキャロルを守った後キャロルと目が合うあの数秒でいつもブチ上がるんですよね。
なんだろ、海宝さんの静のお芝居が好きなんだと思う。
目や表情ちょっとした動きや間で色んな想いを表現してそれがコチラにちゃんと届くところが素晴らしい。
「大事ない」も良いですよねぇ♡ここのシーンは最初から最後まで大好きです。
その後の蠍シーンはひたすら寝顔鑑賞会です。変態でも何でも良いです。顔が良いんです。長い長いと思っていたキャロルの歌もあっという間に終わります。オススメです。

蠍シーンはオロオロするナフテラ、ミヌーエ、ウナスの3人の存在が有難いシーンでもあります。いつもメンフィスを優しく見守り支えてくれてありがとう(誰?)

キャロルの看病から目覚める時のお芝居がまた好き。割とガバっと起きて、何だ?と状況把握する(有能♡)膝に巻かれた布を見てキャロルを探そうとしたら側に寝ているキャロルを見つける。
その時点でキャロルに堕ちまくってるのがもうとても良い。
その後の歌声が同じ人かと思うほど甘さの極みで、いや、そんなん無理です。徐々に2人の心と物理的な距離が縮まるのも素敵。

2幕が大好きなんですけど、やっぱり1幕で描かれるメンキャロカップルがあってこそなので、1幕も大好きです。
1幕終わりの横顔が素敵なんですよ♡
初日付近は少年みが強かったメンフィスがどんどん猛々しくロイヤル感が増していくのが素晴らしかった。
そして、⁡途中からメンフィスを自分のフィールドに持ち込んだなという印象を受けました。
お芝居と芝居歌でメンフィスを作り上げる+2.5の表現を取り入れることで王家の紋章の世界観にカチッとはまるようになって、俄然楽しくなってどんどんハマって行ったのを覚えています。
海宝君のメンフィスはとても原作に近い。
原作のメンフィスは気性は荒いけど理知的で、よく笑うし喜怒哀楽が表に出る人。
直情的で対人(ひと)では駆け引きとか無くて、真っ直ぐで熱くて冷酷な人。
そもそも原作のメンフィスは「ドS」というより「M」
キャロルに散々振り回されても「愛いやつ」なので笑。
キャロルは「無自覚ナチュラルS」
海宝メンフィスと沙也加ロルだ笑
でも好きなのは海×晴♡

2幕はほぼ海宝メンフィスのレポ。
とても暑くるしいです。
2幕まとめはこちら↓

https://haruruange.hatenablog.com/entry/2022/09/01/070756