どハマリしてしまった韓国エリザベート
感激の記念に感想を残しておきます。
導入部分がとてもセンスが良くてまるで映画のよう。というか韓国は本当にチカラ入れてるんだな羨ましい。不穏な音楽とキャストのクレジットとキーアイテムを映し出しながらスーっと本編へ。
(ここのフランツのキーアイテムがボートだったの後で泣く)
「我ら息絶えし者ども」
ルキーニ役がドラマでよく見ていたイジフンさん!
メイクがすっきりしていて新鮮。え、歌うまっっ。物語を牽引していくチカラがすごい。
パワフルで軽妙でとてもオシャレなルキーニ。
ゾフィと彼がフランツね美声だ。ルドルフペアかわいい二人で歌うんだ、なんかもう泣けてくる、と忙しく見てると上手から跳ね橋のようなものが。
トート様降臨!この橋(橋なの?)がよい仕事をしていて、この後も橋が下りてくるとトート様のお出ましねとドキドキするようになる。
横に長い電飾が点くと下界との境界にも見えるし、ここが死への入り口なんだなと。
初っ端からトートとルキーニの「エリザベート!」の歌唱対決が凄すぎて度肝を抜かれる。
シシイを抱いた両腕を見つめながらシシイを思い出しているトートがとても切ない。
全編通して盆の回る速度が速くて、皆さんよく振り落とされないなと感心してる。
「パパみたいに」
パパが浮気してない!ここノイズだったので嬉しい。
パパが飄々とした自由人で、窮屈な生活の中でシシイがパパみたいになりたいと憧れるのがわかる。韓国ドラマでは大体こういう憎めないけど自由すぎるパパがいろいろ引っ掻き回して、家族に迷惑をかけるんだけどね。
オクシシイは田舎の元気な子供風で、最後まで皇后としての気品はあまり感じない。
でも年を重ねてもこの頃のシシイがそのまま大人になったように感じるの、演じるオクさん凄い。
ここの「綱渡り」のキーワードが後に違う形で出てくるのだけどその使い方がとても良かった。
「愛と死の輪舞」
いきなりお姫様抱っこで出てきてびっくりなんだけど、さらにシシイを横たわらせ…膝枕ぁ!!!!!
シシイを起き上がらせ顔を見た瞬間のボーイミーツガール。
シシイの生命力に触れハッとし困惑するところ、恐れることなく語りかけてくるシシイに心を奪われる感じ、そのピュアな反応すべてに一瞬でヘジュントートに堕ちてしまった。
そして東宝版では歌わないシシイが韓国版では歌うんだけど、ここで結構トートに矢印が向いてて、あんなこと言われたらそれはもうトートは期待しちゃうよね!
トートはシシイの中にある「死を希求する潜在意識」でありシシイの一部。この世界にシシイの求める自由はないことを暗示している。
韓国ドラマを見ていると、前世や生まれ変わり、死や死後の世界が身近なんだなという印象をもつ。シシイも「求める自由はこの世にはない」と潜在的に思っていて、今を破壊し無に帰ろうとする本能がトートなんだと。
この「希死念慮」が東宝版より色濃く、トートがシシイの内面を映す鏡であり、お互いに共依存、共鳴している印象を強く受ける。
最後トートがシシイに伸ばした手を胸に当てるのがたまらん。
この時シシイの手を離したこと、後々絶対後悔してると思う。
「皇帝の義務」
フランツ役のギルビョンミンさん、スッとしたお顔から出てくる深くて豊かな美声にびっくり。
ギルさんフランツは母に抗いたいけれど、自分の意思を押し殺して母に従うことが皇帝の務めだと心から信じているのだと思う。葛藤しているのがとても伝わってくるし東宝版よりフランツにスポットが当たっている分、不憫さに泣けてくる。
プリンスの気品と優しさとあの困り顔が絶妙。
バートイシュルでの嬉しそうな顔が忘れられない。生まれて初めて自分の意思で何かを選んだんだろうな。
フランツは最後までシシイへの愛情がダダ洩れなので、切なさが降り切れてしまう。
そしてゾフィーの威圧感がものすごくて、絶対逆らっちゃダメと本能が告げてくる。
そして奥で翼を広げてるトート様、すべての死に絡んでくるの大変良いです。
「あなたがそばにいれば」
ボートに乗って歌うのが「夜のボート」につながって良いよね。
フランツの話よりボートに乗りたいシシイがシシイ。
フランツが王室に入る大変さを一生懸命に説いているのに、多分シシイは自分に都合の悪いことは聞かないタイプ。すでに噛み合ってなくて地獄の始まり。
首飾りを取り出すフランツの幸せそうな顔だけでフランツを愛したくなる。
結婚式でも自分勝手に踊るシシイと早くも振り回されてるフランツ。
でもフランツ幸せそうなのよね。お育ちの良さが全身からにじみ出ていて本当に素敵。
カテコの衣装が幸せな頃の衣装でうれしかった。
「最後のダンス」
トート様いつ出てくるんだろうと思った矢先に橋が。
はい、美しい。トート様が吐息を吐くと体感温度が3度下がる。
橋の上からシシイに手を伸ばすもぎりぎりでかわされるトート様。
その後の恨み節のような歌詞がちょっと面白い。
トート様ロックで熱くてほんとカッコいい。
ダンサーを従えて孔雀のように自分の魅力をアピールするかのよう。
ダンサーたちの片袖だけについた羽根が合わさってトート様の大きな翼になったり、その翼でシシイを囲ったり、めちゃめちゃカッコいい。
「行け!」とトートダンサーに命令するときの人差し指も素敵なのよ。
色気と眼ヂカラと横顔と片方の口角だけあげてニヤっとする顔が全て好ましい好き。
あの、頭を上げたままジトっと目を見ながらするお辞儀もカッコよすぎて毎回サイレントで喜声を発してる。
6回目の鑑賞ではじめて、シシイの唇に触れた親指を自分の唇に持ってくのに気付いて、息が止まりそうになったよね
これ見れなかったら憤死レベルだった危なかった。そしてシシイはめちゃめちゃ引いてる笑。
「皇后の務め」
ゾフィーよく手をバチンと打つけど何か意味があるのかな?シシイの侍女が真似してて面白かった。
韓国シシイはここでも強い。「何するんですか」と食ってかかる。
フランツがね、「プライドを捨てて国のために母の言うことを聞いてくれ」と。
まんま自分のことなんだよね、だからシシイにもそれを押し付けようとする。
ゾフィーに引き摺られていくの可哀想だけど、ここは同情できなかった。
「私だけに」
ショールが風(逆境?)を受けてなびくのが綺麗。飛び立つ翼のようにも見える。
韓国版と東宝版ではシシイ像が全く違うので、この曲から受ける印象も全く違う。
オクシシイはここで既に「私はあなたたちの世界に合わない。私は私を守る」とファイティングポーズをとってる。歌の強さも相まってシシイの只者ではない感が極まってる
最後の一音が無駄に緊張しなくてよいのも大変うれしい(小声)
「結婚1年目」
ルキーニが見せる操り人形劇場ということかな?
フランツが箱の中にいるのも皮肉だけど、ゾフィーまでも箱の中にいるのは王室自体自ら機能できていないということかな。人形を操るのはもちろんトートダンサー。
状況早送りのシーンなので、視線があちこちに散らず見やすいと思った。
カフェで途中からトート様が奥の椅子に腰かけるの、ちゃんと抜いてくださってありがとう。劇場で見てたら必死になるとこです。ロングコート素敵♡
トートダンサーは明らかにトートの手先として動いているときもあるけど、他にもいろんなところに紛れ込んでいて、傾きかけている国では「死」がいつも傍にあるということなのかな。
一番上の盆が不安定でよく揺れるので、トート様も新聞を持ちながらゆらゆら揺れてるのがちょっと面白い。
「最後通告」は東宝版の100倍くらい見てて苦しい。
シシイがほんとに冷たくてね、手紙も投げ捨てるのよ(ビックリ)。
扉の重厚感、二人の隔たりや障壁の大きさを視覚で感じられて良いですね。
そして打ちひしがれるシシイの後ろに現われるトート様。
ベッドにふんぞり返ってどや顔で出てくる(大変かわいい)。
心のスキを見つけるとすぐさま現れるトート様、まだまだ余裕でシシイを操れる。
でも死の口づけをすんでのところで避けられてしまい、何が起こったのかわからないトート様上手にハケていきます…。
「私だけに」rep
フランツ泣かないで(絶対泣いてる)
頭の中では「お言葉うれしく伺いました」と流れてくるのに、そんなことは絶対言わない韓国シシイ、好き!ww
近づこうとするフランツを手で制するのも強い。
シシイ「私の主は私」
トート「お前の主は俺」
フランツ「私の主は君」
が自己紹介過ぎた。
ここでトートに気づいたシシイがトートに向かっても歌うのがとても印象的。こういう演出韓ミュぽいなと思う。好き。
リフトで高みへと昇り高らかに歌い上げるシシイ様の無敵感が最高です。ブラボーー!!
二幕
「キッチュ」
ルキーニ大盤振る舞い。日本でもたくさん撒いてほしい
イジフンさんのルキーニは歌唱力、表現力、場の支配力すべてがハイレベル。
テンション高くて背も高くてとてもカッコ良い。
韓国ルキーニは3番目にクレジットされてるだけあって見せ場がとても多い。
「私が踊るとき」
現れたトートを見てシシイがフンって鼻で笑うのよ、つ、強い、、。
初めこそトートが指で操って踊らせてるけど、いつのまにかクルクルと自分で踊りだすシシイ。ここでのトートとシシイの攻防が面白い。トートダンサーを使って追い込むけれど、それに抗い遂に跳ね除けてしまうシシイ様。
シシイがトートを拒絶しどんどん強く孤独に向かっていく様子をこうして振付けでも表現しているのがとても好き。
ダンサーたちを駆使してシシイに迫るトートも、ドレスを翻しながら受けて立つシシイも気迫がすごくて、ほぼエリザ版「対決」、痺れる!
「自由を勝ち取ったからもうあなたは要らない」というシシイと「いや結局は俺を求めることになる」と未来を暗示するかのようなトート。対立しているようで、二人がすごく共鳴しているようにも感じる大好きなシーンでもある。
2幕は2人のピリピリ緊張感がすごいんだけど、それは「死への誘惑」と「生への執着」が常に激しくぶつかり合っているからなんだよね
トートが怪しく美しいのもシシイにとって「死」が抗いがたく魅力的なものだからなんだろうな
「ママどこなの」
だだっ広い部屋のだだっ広いベッドの上にポツンといるルドルフ。
寂しさMAXのところに来てくれたトートを忘れるはずないよね。
トート様かなり高いとこまでリフトで上がるのがちょっと面白いけど、窓から翼が見える演出とても好き。
ルドルフに自分のことを「友達だ」というトート。
シシイが初めて会った時にトートに「友達でしょ」と言ったこととリンクしてるのね。
「猫を殺した」からうける印象もまた違う。
今までは「不安定さの片鱗」だと捉えていたけど、「強くあることの証し」という感じでルドルフの強迫観念を強く感じてしまう。
トートの反応も東宝版とは違って、そんなに興味なさそうなのが面白い。ルドルフの唇にもジトっと触れてて「死への入り口が口づけ」という設定が癖すぎて心から感謝している。
ベッドから飛び降りるトート様もお辞儀するトート様も相変わらず素敵。
手を広げ後ずさりしていく姿までかっこいい。
「マダムヴォルフのコレクション」
露悪的な演出が苦手なので韓国版はあっさりしていて好み。
トートダンサーを使ってグリュンネに娼婦を選ばせてたのが黒い。それがシシイにほんのり似たタイプの娼婦だったの、マリーキュリーのねずみのナンバーを思い出す。
こういうじわじわエグい演出は韓国っぽいなあと思う。
メリーゴーランドで遊んでる(遊んでない)トート様もっと見たかった。
「体操室」
コートをばっさー脱いだ時のスケスケの背中とぐっと寄せる肩甲骨がたまりませんね。
長椅子に飛び乗って吠えるトート様最高です。
でもシシイの迫力に押され自分から橋に戻るトート様w。
フランツへの決別として首飾りをぶん投げるシシイもめちゃめちゃロックだね!
この首飾り、もらった時は物理の重さだったのが、次第に課せられた「重し」となっていったんだろうな。
フランツの裏切りをきっかけに、精神を病み始めるシシイ。
不気味な笑みを浮かべたり目がうつろだったり、少しずつ壊れていく様が素晴らしいオクシシイ。
「ゾフィの死」
ここで意外にもあのフランツが冷たくてゾフィーが少し可哀想になる。
「愛などない」というゾフィーも王室に捕らわれた一人なんだろうな。報われなさが最後に襲ってきてつらい。
ほんとフランツがゾフィーの言うことを聞いてヘレネを選んでいれば、すべての悲劇が防げた気がする。
「愛などない」と言うゾフィーが一番正しかったのかもしれない。
座った後トートが顔を後ろから覆って、さらに最後顔をちょっと傾かせるのが良い!
ゾフィー亡くなるのはもうちょっと後だもんね?五月蝿いからちょっと寝てろってとこ?
とにかくシシイにやられっぱなしのトート様の本領発揮。カッコいい。
「一時も休まない」
オクシシイはあまり顔を隠すこともなく、速足で過ぎ去ることもなく、好きにふらふらしているけど、その顔に生気がなくてこわい。
フランツもどんどんイケオジになってきてる。
「精神病院」のシーンが本当に圧巻。
訪れた時から魂が半分抜けた感じで患者と接するシシイ。
ヴィンディッシュに突き飛ばされた後にタガが外れたように笑い出すシシイが本当に不気味。
戦い抜いたけれど実は何も手にしていない現実。この地獄から抜け出すのはもう「狂気」か「死」かという絶望的な極限状態。
目が揺らぎ正気と狂気の間を綱渡りするシシイが圧巻なの。
そして狂気が増すほどシシイは美しくなっていく。
オクシシイ、歌はもちろん圧倒的な存在感と潔いほど徹底したキャラ作り、お芝居もとても素晴らしい。
常々シシイは最悪だなと思っていて(小声)、でも東宝版だとシシイの心情に寄り添ったり、ふんわり表現する演出が多くてちょっともやる気持ちもあり、(東宝版も好きです!)
韓国シシイはエゴむきだしに自分の力で自由を求め邪魔をするものは蹴散らしていくというパワー非道系。
ノイズ無しに彼女の生きざまを堪能できる。やっとスッキリ「エリザベート」という演目を楽しむことができた気がする。
「闇が広がる」
んは~トート様が素敵すぎる。
ルドルフの焦りと革命へと誘い込むトートと市民の混乱がぐちゃぐちゃ絡み合って高揚していく感じがたまらん。
指ひとつでルドルフを操り、目力とおばけ歌唱力で熱く激しく追い込んでいく。
歌のアレンジもものすごい。毎回その喉どーなってるんですか???てなる。
最後にルドルフの襟をつかんで決心させた後、後ろでその手を汚いもののように払い全く心のこもってないお辞儀をするトート様。そういうお芝居大変好みです。
ルドルフがフランツに陰謀を暴かれた後、橋の上で大笑いするトート様がとても黒い。
ところで東宝版の「闇が広がる」って歌詞、素敵だねと思った。
情緒があって日本語の歌詞やっぱり好きだなあと。
まあふんわりファジーなのでよくわからないとこがあるのも否めない…。
「コルフ島」
「生ける者と会話できなくなって亡霊と話すようになる」ってシシイの狂いっぷりが良くわかる。
亡霊パパの「幸せになりたいなら努力しなさい」がほんとそれ。
自由を求めるほど殻の中に閉じこもっていくシシイ。
「僕はママの鏡だから」
初回「僕が鏡だったらママに見てもらえるのに」って字幕を見て、あーなんてこと、、って頭を抱えたよね。
韓国シシイは姿すら見せなくて切なすぎる。
最初はオモニ(母上)と呼んでたのにシシイに「行きなさい」と言われた瞬間顔から色がなくなって、おんまぁって(泣)子供のころと同じように母を呼ぶの(大泣)
韓国ルドルフはそもそも東宝版にはいる革命家お仲間たちがいなくて、ただトートに騙されて民衆に担がれてすぐパパにバレるという最悪なパターンで、可哀想でしかない。
「あなたのために自由を失うことはできない」と言うシシイ、エゴイズムの極み。
「フランツに見捨てられた」と言うシシイが、ルドルフに「ママは僕を見捨てた」と言われるのも皮肉。
この、闇広→コルフ島→僕ママ→マイヤーリンクの流れがとてもよかった。
シシイに共感はしないけど、あの状況ではあれが精いっぱいだったんだというシシイなりの理由が見えた。
「マイヤーリンク」
父と子から怒涛の流れでたどり着くので、もうこの結末しかないなと思う。
銃を見せつけながら相変わらず片手でトートダンサーを操り、ひとしきりルドルフをもてあそび銃を手渡す。
渡す直前に銃をクルクル回すのだけど、そこリプレイしてもらっていいですか?
口づけと同時なんだーとびっくりしたけど、銃声待ちはつらいので良かった。
その後トート様しばらく間をおいてハア~と。そこルドルフの魂吸った?吸ったの?ひゃー。
手を後ろに回してる立ち姿。こんな時も素敵。
最後に客席に銃口を向けるトート様。次は誰の番か、ということか。
ルドルフとシシイは似ているという描写が多いけど、ルドルフはシシイの代わりとしてトートに選ばれたのか?代わりで満足するようなトート様ではないだろうに…。
「夜のボート」
同じ場所だけど、以前のようにもう同じ船に乗ったりしない。
ずっとシシイに向かって懇願するフランツと、フランツの方を一度も見ようとしないシシイ。この二人はすれ違いとかではなく最初から交わってはいけない二人だったね。
シシイがルドルフの船を流すのを見て、それはないだろう、せめて形見の船ぐらいは傍らに置いてあげればよいのにと思ったけど、
ルドルフはこれですべてのことから開放されたということなのかな。もしそうならシシイはそちらを選ぶよね、うん。
最期まで振り向いてもらえず涙を流しながら消えていくフランツが不憫でならない(n回目)。
「悪夢」
めちゃめちゃ最高だった。
どうやっても自分のものにならないシシイへの苛立ち怒りが一気にフランツへ。ものすごい迫力、もう我慢の限界ということなのか。フランツが意外にも気概を見せてくれて惚れそう。最初から頑張ってほしかった。
最後にバッキーンと紋章が割れるのが最高。トート様激おこです。
ナイフの受け渡しもかっこいいね。
そしてルキーニがナイフを受けとるのと同じタイミングでシシイがうっすら笑顔になるんだよね…
「愛のテーマ」
シシイを迎えるためだけに白い衣装を纏うトート様が愛おしい。
さらに降りてくる姿を正面から映すのは、こちらの魂まで抜けてしまう。
オクシシイは自分から口づけに行っていて、最後まで自分の意志で本当の自由をつかみとったということなのね。トート様すら踏み台にするシシイ天晴すぎる。
最後の表情、イヘジュントートはこうなるだろうなが早い段階で見えていたので、ドンマイ。シシイに永遠の自由を与えた功労者です。
最後抱き合う二人の前でルキーニをあの方向から抜いた映像が最高すぎた。
イジフンさんのルキーニは狂信的な感じはなくトートに操られてる風でもなく、状況を楽しんでる無責任な傍観者という感じがして、民衆だったり私たち観客の中のひとりなのかもしれない、と。
素晴らしいルキーニだった。
さて、イヘジュンさんトートを称える時間です。
イヘジュントートは「俺だ!」「俺の!」とちょっとうるさいんだけど、(東宝版トートみんな落ち着いてるからね)
そのやんちゃな感じと結構シシイに必死なのがとても癖に刺さる。
シシイの生命力に触れた時のピュアな反応、
けだるそうなフェロモン系なのにシシイに拒絶されるたびに見せる純粋な戸惑いの表情がとてもかわいい。
スタイルが良くて姿勢もよくて、立ち姿、手を後ろに回して歩く姿、お辞儀も素敵。
あんなに格好よく橋を降りてくる人います?
全員歌うまだけど、イヘジュンさんもかなりハイレベル。
ドクトルゼーブルガーの低音からめちゃめちゃ高音まで自由自在。トートは1曲まるまる全力歌唱な曲が多いけど最後まで声量が落ちることなく、怒鳴ったり吠えたりほんとに最高。
イヘジュンさんのおかげで大変楽しい夏となりました。ありがとうございました。
今回映像の良いところは、確実に同じ場面を見られること。
悪いところは同じ場面しか見られないとこ。
生の舞台だといろんな角度からいろんな表情を追えて、どんどん色を重ねていくように深みがでてくるのに、それができないのが残念。
でもありがとう。韓国に行かずとも字幕まで付けてくれて3100円。
字幕無しで楽しめる自信はなく韓国遠征はしないだろうなと思うので、映画館で楽しめることに感謝。とても楽しかった!
ファントムも楽しみにしてます!!
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